長野県議会 2022-10-04 令和 4年 9月定例会本会議-10月04日-06号
このうち、魚類につきましては、外来魚であるコクチバスが、本来の生息場所である流れが緩やかなふちではウグイなどの在来魚を捕食する一方で、流れの速い瀬の部分では水生昆虫を捕食し、餌の面でも在来魚と競合しているなどの実態が初めて明らかになりました。 その一方で、令和元年東日本台風により、千曲川では河道の構造が大きく変動したことから、その後の生態系の変化を把握することが必要と考えております。
このうち、魚類につきましては、外来魚であるコクチバスが、本来の生息場所である流れが緩やかなふちではウグイなどの在来魚を捕食する一方で、流れの速い瀬の部分では水生昆虫を捕食し、餌の面でも在来魚と競合しているなどの実態が初めて明らかになりました。 その一方で、令和元年東日本台風により、千曲川では河道の構造が大きく変動したことから、その後の生態系の変化を把握することが必要と考えております。
昨今猛然と生息範囲を拡大しているカワウによる食害は、河川、湖沼の漁業権種、養殖魚のみならず、地域固有の在来魚及び淡水生物の希少種にも及んでいると聞いております。 先ほども話したとおり、私の地元郡山市では養殖ゴイがカワウを含む大型の水鳥に捕食される被害が後を絶たず、近年の平均年間生産量740トンの7%に当たる50トンが捕食されており、被害額は約2,500万円に上るとも聞いております。
かつては琵琶湖と西の湖流域をつなぐ豊かな生態系や自然環境と調和の取れた水環境が確保され、多くの在来魚の繁殖や育成の場でございました。 また、人々が日常生活の中で西の湖と関わり、水辺の景観やヨシ、豊かな魚介類を利用した生活など、地域固有の文化を育まれておられました。 こうした自然と人とが共生できる西の湖が望ましい姿であると考えております。 4点目、県の具体的な取組についてでございます。
このように内湖は周辺に住む人々の日常生活に密着した存在であり、生活用水や農業用水に利用され、コイ科魚類を中心とした在来魚の産卵場、稚魚、幼魚の生育の場として重要な機能を果たしてきました。
また、琵琶湖環境研究推進機構での在来魚介類のにぎわい復活に向けた研究におきましては、栄養塩からプランクトン、魚介類へのつながりに関する調査研究を進めるとともに、在来魚の生息環境に着目して、愛知川の河床改善を地域住民と協働して取り組むなど、社会実装にもつなげているところでございます。
琵琶湖水質の栄養塩等に代表される環境への負荷は一定削減されてきております一方で、在来魚の生息環境の問題など、複雑化、多様化する生態系の課題がますます重要になってくると考えられます。 また、本県におきましても本格的な人口減少が進み、特に中山間地などにおいては、人の手が入らなくなることによって、例えば獣害の増加や、多面的機能を持つ森林の劣化などが進むことが懸念されます。
現在は途中ですのでそのような状態になっておりますが、工事完成時にはヨシが広がり、ゲンゴロウブナなどの在来魚の産卵、繁殖の場となり、コハクチョウなどの水鳥の生育の場となるよう、より豊かな自然環境、生態系を有するビオトープとなるよう、今後も順応的管理の下、整備してまいる所存です。
加えて外来魚釣り大会と釣り上げ隊の大会を開催されていますけれども、それぞれ外来魚の捕獲量が出ているんですが、在来魚は全く釣り上げてなかったのか。もし在来魚を釣り上げているのであれば、その量も教えてください。 そして、これは資料には書いてないですけれど、令和元年度決算を見ていて、歳入歳出で歳出はともかくとして、歳入について、琵琶湖環境部として真水の歳入というのはなかなか上がらないと思います。
動物と言われると何か違和感があるのですが、上のほうには在来魚、在来魚介類、水産資源など、いろいろな用語があるのですけれども、これは水産動物でないといけないのですか。 ◎二宮 水産課長 7ページの水産動物の種苗放流ですが、貝類も含まれますので、在来魚という言い方よりも水産動物のほうが広く正しい意味合いがあるのではないかということで使わせていただいております。
◆中村才次郎 委員 従来の食物連鎖というのはうまいこと行っていて、在来魚を守っていくということもできているというふうに思うので、そこの一つ大きな成果が出たわけですから、そこをこれからどうしていくかというのをより進めていただきたいなと思います。
◎二宮 水産課長 在来魚がなかなか戻ってこないのは、全て外来魚が原因だとは思っておりません。やはり産卵、繁殖する場所がなくなっているといった環境保全も併せて影響があると認識しております。そして、外来魚駆除の効果を水産試験場で様々な調査をしております。
◎三和 琵琶湖環境部技監 琵琶湖保全再生計画の中では、研究の部分で位置づけておりまして、まずはこのTOCを指標にするという部分については、科学的な根拠といいますか、研究が必要な部分もありますので、それを進めた上で具体の施策の中では、先ほど申し上げた、円滑な物質循環の推進という意味では在来魚貝類のにぎわい復活のための、さまざまな施策を進めていますので、TOCとしては研究の中に位置づけると同時に、具体
取れるところに対しては、当然、今の考え方の事業で、しっかりと駆除を続けてもらうとともに、なかなか小さくて目方に乗らないけれども、在来魚をふやすために非常に大事な、例えば小型のブラックバスの駆除に関しては、そういった考え方と違い、1回当たり3万円ほどの傭船での駆除を続けたいと思っています。今回の駆除に関しては、今の駆除の実績に合わせた形で予算を計上させていただいたところです。
また、こうした増殖の取り組みに加えまして、漁業者による資源管理と連携をさせてまいりますことと、また、琵琶湖環境研究推進機構による在来魚貝類のにぎわい復活に向けた研究の知見などもしっかり生かしながら、自然の力をうまく利用しながら資源回復水域を徐々にふやして、北湖全体の資源回復につなげてまいりたいというふうに思っております。
SDGsのターゲット15.5に係ります在来型のコイの保護に関する取り組みといたしましては、在来魚の産卵生息環境の改善としてヨシ群落造成事業を、また、希少な種の調査として滋賀県生き物総合調査等を行っているところです。 SDGsのターゲット15.8につきましては、オオクチバスやブルーギルなどを駆除する外来魚駆除対策事業等を行い、在来型のコイなどの在来の魚を守る取り組みを行っているところです。
◎知事(三日月大造) (登壇)オオクチバスやブルーギルは琵琶湖の在来魚とは大きく異なる特性を持っており、親が稚魚を守るなど、繁殖力や競争力が強く、在来魚に対する食害等によって琵琶湖の生態系や漁業に甚大な影響を及ぼしてまいりました。
◎知事(三日月大造) 私は見たことないんですけど、聞きますと、電気ショッカーボートによる外来魚駆除は、電気により一時的に麻痺した魚の中から、今おっしゃったように外来魚のみをすくい取るものでございまして、在来魚等の駆除対象外の魚は、しばらくすると、もとに戻って泳ぎ去るということでございます。
委員のおっしゃるとおり、水産試験場は彦根の曽根沼で、これまでから特に魚食性の強いオオクチバスをターゲットにした駆除と、そこで在来魚の状況をずっと調べていきました。
例えば県としても、在来魚のにぎわい復活は非常に大きな課題で、これまでから琵琶湖環境研究推進機構という枠組みもありまして、水産試験場だけではなく、琵琶湖環境科学研究センター、また、もっと広いさまざまな学識のある人からの御意見なども伺いながら進めているところですので、まさに、もっと広い意味で琵琶湖の健康なり、琵琶湖の魚を育てる環境をしっかりと考えていかなければならないと思っております。
◆中村才次郎 委員 在来魚については先ほど説明がありましたが、外来魚についても、ブルーギルが物すごく小型化している、また、ブラックバスなどの数も減っているのではないかということも、琵琶湖近辺に住んでいる人から聞きます。大局的に琵琶湖の環境は変わってきているのでしょうか。どう捉えておられますか。 ◎小松 琵琶湖環境部理事 琵琶湖の全循環はおくれている状況です。